薬膳のお話⑥【風邪を予防する】

更新日:2021年9月13日

陽鍼はり灸(ヒバリハリキュウ)オーナーの岳下です。


今回は風邪の予防に摂りたい食材についてお話したいと思います。




✓風邪予防できてますか?


新型コロナウイルスの感染が広がったことにより、手洗いや消毒、マスクの使用が推奨され、この予防対策の結果、昨年冬のインフルエンザ感染者が激減したことは記憶に新しいと思います。


思いがけずインフルエンザ対策にもなった新型コロナウイルス対策ですが、実はインフルエンザだけでなく、みずぼうそう、手足口病、結膜炎といった感染症も減少しています。


今回のコロナ禍よりも前から、【風邪】(正しくは風邪症候群)というのは一年間で最も多い病気なのですが、普段から風邪予防にしっかり取り組んでいるかと言われるとどうでしょう。


風邪の予防対策を心がけ、相乗効果で様々な感染症から身を守りませんか?




✓東洋医学の風邪


東洋医学では風邪を引くことは体を巡る衛気の強弱に関わりがあると考えられています。


体を巡る気には様々な働きがありますが、衛気は特に体の表面近くで活動し、肌膚を温め、皮膚を緩めたり縮めたりして、外邪(病を引き起こす外因)に対する防衛的な役割を果たしています。


衛気は常に外邪から体の健康を守っていますが、自然界の気候変化(外因)やストレス、体の適応力の低下などにより、外邪は衛気を襲い体に侵入します。




✓風邪の性質


風邪は陰陽でいうところの陽の邪気なので、上に昇りやすい性質があり、上部に症状が現れることが多くあります。

例えば頭痛、鼻づまり、のどの痛み、顔のむくみなどです。


また、遊走性という性質があり、症状が変化しやすいといった特徴もあります。

のどの痛みから始まり、頭痛を発症したり、鼻水が出るといった症状の変化があるのはこのためです。




✓秋の風邪予防におすすめの食材


自然界の気候変化による風邪はそれぞれの季節によって対策が異なりますが、今回は秋風邪におすすめの食材をご紹介したいと思います。


秋の主気は【燥】であり、五行では【金】、五臓では【肺】と深い関係にあります。


燥の邪気は津液(体内の正常な水分の総称)を消耗させて様々な乾きの症状を与えます。


この季節に、口や鼻の渇き、髪に艶がなくなる、皮膚が乾燥する、便秘になるなどの症状が現れるのは秋の燥邪の仕業です。


燥邪の侵入の予防には、


パイナップル、バナナ、りんご、梨、柿、キウイ、びわ、豆腐、きくらげ、ハチミツ、乳製品


がおすすめです。白きくらげと豆腐をサラダにしたり、食後に季節のフルーツを摂ることは秋風邪の予防になりますのでぜひお試しください。


また燥邪を侵入させないことがなにより大切なので、常温の水、または白湯をこまめに摂ることもおすすめします。




次回の『薬膳のお話⑥』は9月16日(木)の予定です。

明日は『美容鍼のお話⑥』です。


 


今までの『薬膳のお話』はこちらからどうぞ。

  ↓ ↓ ↓

『薬膳のお話①』

『薬膳のお話②【秋の食材】』

『薬膳のお話③【体質を考える】』

『薬膳のお話④【五味を考える】』

『薬膳のお話⑤【咳・ぜんそくを予防する】』


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