肩こりや背中のこわばりでお悩みの方

更新日:4月3日


肩こりやそれに伴う背中のこわばりについての原因は多くありますので、西洋医学的な原因と東洋医学的な原因に分けて代表的なものを記載します。



<西洋医学的な原因>


1. 内臓の自律神経のバランス


寝不足や疲労の蓄積、精神的なストレスなどで自律神経のバランスが崩れることによって消化器系の内臓の機能が低下すると、胃下垂、胃もたれ、便秘などの症状を引き起こします。

また、最近では固いものを食べなくなったことにより噛む力が弱くなり、胃腸の消化が妨げられたり、胃腸を動かす自律神経の働きが悪くなることが多くなっています。

胃腸の働きが悪くなると、胃腸に食べ物が溜まりやすくなり、その重量によって肩に負荷がかかります。

特に便秘ぎみの方は肩に負荷がかかる負担が大きくなります。


2. 不良姿勢


主にデスクワークなどで前かがみの姿勢で長時間過ごす方は、その姿勢によって胃腸が持続的に圧迫されることで胃腸が鬱血し、内臓体性反射としての肩こりを引き起こします。

内臓体性反射とは、例えば、盲腸でお腹が痛くなったり、生理のときに腰が痛くなるように、内臓の状態が体の外側に痛みとなって表れることをいいます。


3. 頸椎の異常


頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎後縦靭帯骨化症などの頸椎の異常によるものがあります。


4. 病気


低血圧、高血圧、糖尿病、心筋梗塞などの心臓疾患(主に左肩に出現)、胆石(主に右肩に出現)によるものがあります。


5. その他


高いヒールを履くことでアキレス腱の緊張が続くことによる肩こりや、手や腕の使い過ぎなどの筋肉疲労が影響する肩こりもあります。



このように西洋医学的な肩こりや背中のこわばりの原因は多岐に渡ります。



東洋医学的な原因はこちらになります。



<東洋医学的な原因>


1. 気滞血瘀


緊張、精神的ストレスなどの情志の異常により、肝の疏泄機能が悪くなり、気機が停滞して血行が障害され発症します。

また、外傷や不良姿勢も気滞血瘀の原因になります。


2. 寒飲


脾肺気虚により寒飲が胸郭部に停滞し、気機を阻滞して陽気を損傷するため、背部が重く感じられ、それが頚項部に及ぶと発症します。


3. 風寒


風寒の邪が外から太陽経および陽明経に侵襲したり、汗をかいたところに風を受けることによって営衛の運行が悪くなり、頚項部の血行が悪くなって発症します。


4. 肝血虚


目の使い過ぎや、産後・病後などで血を消耗して血虚となり、経脈を濡養できなくなることによって、気血がスムーズに流れなくなることによって発症します。


5.肝陽


陰虚のために陽を制御できなくなると、肝陽が亢進し、虚熱が頭頚部に昇るために発症します。




当院では主に東洋医学的なアプローチを行いますが、原因を知ることが早期改善につながりますので、施術前には最近の体調や心の状態に至るまで細かく問診していきます。


肩こりには大きな病気が隠れている場合もありますので、少しでも”辛い”と感じたらお早めにご相談ください。




明日は『ダイエット②【鍼灸と太極拳でマイナス10㎏チャレンジ】』です。




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