陽鍼はり灸のお灸【よもぎについて】

更新日:4月19日

お灸にはさまざまな種類があり、目的や施術する鍼灸師によっても使い方が異なります。


陽鍼はり灸では、ご希望の方に手作りのモグサによる灸施術を始めました。


この記事では、お灸の効果や効能はもちろん、お灸の成り立ちなど詳しく説明しています。


今回のテーマは陽鍼はり灸のお灸に欠かせないモグサの原料【よもぎについて】です。



よもぎとは


春になると野山に自生する「蓬(よもぎ)」。


よもぎにはさまざまな効能があり、最近では韓国の伝統的な民間療法である「よもぎ蒸し」が女性に人気です。


また、春の彼岸の中日に食べる「ふつ餅」もよもぎの葉を使った郷土料理として有名です。



よもぎはモグサの原料


お灸の材料となるモグサはこのよもぎから作られます。


よもぎはキク科の多年生植物で、春に芽を出し、秋には小さな白い花を咲かせます。


モグサとなるのはこのよもぎの葉の裏面にある毛茸(もうじょう)と腺毛(せんもう)の部分です。



毛茸(もうじょう)とは


毛茸(もうじょう)はキク科植物などの葉の裏に密生する白い毛のことです。


毛茸(もうじょう)にはさまざまな形があり、よもぎの毛茸(もうじょう)はT字型をしたものが多いためT字毛と呼ばれます。



腺毛(せんもう)とは


腺毛(せんもう)には揮発性の精油(エッセンシャルオイル)が含まれており、その主成分はチネオールです。


もぐさを燃やしたときの独特の香りはこのチネオールの香りです。


チネオールは炎症や痛みを和らげるほか、白血病細胞を殺す作用があるといわれています。



質のよいモグサにするために


モグサにするためのよもぎは、5月から8月に採集するのが一般的です。


この若葉の時期を過ぎると、毛茸(もうじょう)が脱落するのでモグサになる量が減ってしまうのです。


芳香の良い、熱刺激の緩和なモグサにするためには、毛茸(もうじょう)や腺毛(せんもう)以外の夾雑物をできるだけ取り除くことが重要になります。




4月頃のよもぎ


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